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【使用目的又は効果】
結紮又は通常の処置による止血が無効、又は実施できない場合の鏡視下手術を含む各種手術時(眼科以外)の補完処置的な止血
〔使用目的又は効果に関連する使用上の注意〕
精細な外科手術や、結紮等止血を目的とする従来法の処置に代わるものではない。本品は、予防的な止血材として使用しないこと。
特徴
- 患者血液に接触後、フロシールは最大約20%膨張し、物理的に血流を抑える(タンポナーデ効果)1)
- 架橋ゼラチン粒子間に浸透した血液がヒトトロンビンと接触し、患者のフィブリノーゲンをフィブリンに変換することで、凝血塊の安定化を促進して止血を補助する1)
- 流動性のある止血材であることから、解剖学的構造上適切な止血が困難な部分にも適用できる1, 2)
- 平均2分以内の止血効果を有する3)
- 凝血塊に取り込まれたフロシールは6-8週間で生体内に吸収される1)
<製品規格>
5ml, 10mL
関連情報
製品名 |
規格 |
品番 |
一般名称 |
特定保険 |
クラス分類 |
包装形態 |
医療機器 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
フロシール |
5mL |
ADS201846 |
ヒトトロンビン含有ゼラチ |
微繊維性 |
高度管理医療機器 |
1 kit |
22600BZX |
フロシール |
10mL |
ADS201847 |
ヒトトロンビン含有ゼラチ |
微繊維性 |
高度管理医療機器 |
1 kit |
22600BZX |
フロシール( Fast Prep キット )調製方法
フロシール( Fast Prep キット )調製方法(PDF)
フロシール調整方法(動画)
参考文献
- Oz. MC, Rondinone JF, Shargill NS. FLOSEAL matrix: new generation topical hemostatic sealant. J Card Surg. 2003;18:486-493.
- Fiss I, Danne M, Stendel R. Use of gelatin-thrombin matrix hemostaticsealant in cranial neurosurgery. Neurol Med Chir. 2007;47:462-467.
- Renkens Jr L.K. et al. A Multicenter prospective, randomized trial evaluating a new hemostatic agent for spinal surgery. Spine 2001;26:1645-1650